芸能

情報

ロシア:核戦力を増強 新たにICBM40基 大統領表明 - 毎日新聞

広告

 

ロシアのプーチン大統領は16日、40基以上の大陸間弾道ミサイルICBM)を今年、新たに配備する計画を明らかにした。プーチン氏は、「世界最先端のミサイル防衛さえも突破する能力を持つ」と述べ、ロシアの核戦力を増強し、東欧でミサイル防衛施設や重火器配備を計画する欧米諸国に対抗する姿勢を示した。

関連記事

<冷戦後初めて>米軍が旧ソ連圏に重火器

プーチン大統領が決別姿勢>G7は「クラブにすぎない」

<中露へ影響力及ばず…>G7、枠組みに限界

北朝鮮とロシアの複雑な関係>金総書記妻の墓に謎の白菊

<米大研究所が発表>北朝鮮が核100発保有も 今後5年

プーチン氏はICBMの追加配備を、ロシアの軍事力を内外に示す狙いでロシア国防省が初めて開いた大規模な国産兵器展示会で明らかにした。プーチン氏はさらに、ロシアの西方からのミサイル攻撃から自国を防衛するための新型レーダー施設の試験的運用を数カ月内に開始し、東方からのミサイル攻撃に対応するレーダー施設の設置準備も年内に開始すると演説した。

ウクライナ危機を契機に、東欧やバルト3国でロシア脅威論が高まり、米軍による戦車などの重火器を配備する計画が浮上。プーチン氏がこうした動きを念頭に対決姿勢を示した可能性がある。国営ロシア通信は、ロシアのアントノフ国防次官が「北大西洋条約機構NATO)諸国が我々を軍拡競争に追い込んでいる、と感じる」と話したと報じた。

引用元: ロシア:核戦力を増強 新たにICBM40基 大統領表明 - 毎日新聞.