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ポストヒトマル? 日の丸水陸両用車に米海兵隊が熱視線 | ビジネス | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

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[東京 24日 ロイター] - 三菱重工業が研究を進める新型の水陸両用車に、米海兵隊が関心を示している。これまで突破できなかった技術的な壁を超えらえる可能性があるとして、特にエンジンに注目。

海兵隊向け次期車両の開発に携わる英BAEシステムズと米ゼネラル・ダイナミック(GD)が、それぞれ三菱重と協業を模索している。

水中の速度と陸上の機動性

今年1月、海兵隊のトゥーラン中将は三菱重を訪れ、水陸両用車の試作品を視察した。主力戦車から転用したエンジンと新しい水中推進技術を搭載したこの装甲車は、海兵隊が要求する性能を満たす可能性があった。

揚陸作戦で海兵隊が約40年使ってきた「AAV7」よりも、地上での機動力に優れ、水の中を進むスピードも速いーー。同席していた関係者によると、トゥーラン中将は三菱重工の技術者からそう説明を受けたという。

「現時点では分からないが、陸上での機動性を犠牲にせず、水中で時速20ノット(37キロ)出せるなら非常に興味がある」と、試作車を視察した海兵隊の関係者は話す。とりわけ、エンジンと水中での推進システムが活用できそうだという。

AAV7の水中での速度は時速7ノット(13キロ)。日本の関係者によると、三菱重が研究中の車両は時速20─25ノット(37キロ─46キロ)だという。

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